本文へスキップ

講師の「生きた経験談」と「個別フィードバック」で成果を保証
MBA講師が教える実践型 企業研修コース一覧

平日:10:00~17:00 TEL. 0476-37-5788
Mail. info@bijikuru.com

意思決定研修

0-LD

意思決定は「決める」ことから始まらない。
0地点から考える意思決定。

企業の意思決定では、目の前の問題に対してすぐに答えを出すことが、必ずしも適切とは限りません。
何を前提として、何のために、なぜ今ここから始めるのか。

「決める前」に、一度0地点へ戻る。
0-LD(0地点ループ型意思決定モデル)の考え方をもとに、前提・目的・問いを確認し、意思決定の出発点そのものを見直す方法を紹介します。

意思決定の問題は、「判断」だけにあるとは限りません

「どう決めるか」の前に、「何を決めようとしているのか」を確認する。

会議で結論が出ない、同じ問題が繰り返される、判断する人によって結論が変わる。こうした状況では、判断基準や情報不足だけでなく、意思決定の出発点に置いた前提や目的そのものを確認する必要があります。

01|前提を疑わない

「売上を上げる」「人を増やす」など、最初に置いた前提をそのまま受け入れてしまう。

02|目的と手段が混ざる

本来の目的ではなく、最初に思いついた施策や解決策を目的のように扱ってしまう。

03|問題設定から始めてしまう

目の前の症状を問題として捉え、その原因や解決策の検討にすぐ進んでしまう。

04|決めた後に戻れない

前提や環境が変わっても、いったん決めた内容を見直す機会がつくられていない。

0-LDとは、「決める前の0地点」を持つ意思決定モデル

0地点=「自分は何を前提として、何のために、なぜ今ここから始めるのか」を、自分自身に問い直す基準点。

0-LD(0地点ループ型意思決定モデル)では、意思決定を一直線に進めるのではなく、必要に応じて前の段階へ戻りながら検討します。重要なのは、単なる反復ではなく、「なぜ戻るのか」を明確にすることです。

0地点

前提・目的・開始点を問い直し、「何のために、なぜ今ここから始めるのか」を確認します。

LOOP

検討途中で不十分な点が見つかった場合、必要な段階へ戻って再検討します。

START

確認した0地点を基準に、意思決定のプロセスを開始します。

再評価

決定後も結果や環境変化を確認し、必要なら0地点まで戻って考え直します。

0-LDで考える意思決定プロセス

0地点
前提を確認する
何を前提としているのか/何のために決めるのか/なぜ今ここから始めるのかを問い直す
START
意思決定を始める
確認した目的と前提を基準に、何を決めるべきなのかを明確にする
PROCESS①
問題・課題を捉える
目の前の症状だけでなく、本当に考えるべき問題・課題を整理する
PROCESS②
選択肢を考える
情報を整理し、複数の選択肢を検討する。必要に応じて問いや問題設定を見直す
PROCESS③
判断する
判断基準を明確にし、「なぜこの選択をするのか」を言語化して決定する
GOAL
実行する
決定した内容を実行し、結果を確認する
0地点との再評価
見直す
結果や環境変化を踏まえ、必要なら問題・課題、前提、目的まで戻って意思決定を再評価する

0-LDでは、「なぜ戻るのか」を明確にする

① 解決策が不十分

解決策そのものに問題がある場合は、解決策を考える段階へ戻ります。

② 課題の設定が不適切

設定した課題が適切でない場合は、課題を捉え直す段階へ戻ります。

③ 問題の認識が不適切

問題そのものの認識が適切でない場合は、0地点へ戻り、前提・目的・開始点から問い直します。

④ ただの堂々巡りにしない

同じ検討を繰り返すのではなく、戻る理由と確認する内容を明確にして意思決定を前進させます。

例えば、「売上が落ちたから営業を強化する」と決める前に

最初の解決策を疑うのではなく、その解決策に至った「出発点」を問い直します。

問い①|本当に解決すべき問題か?

売上低下という事象を、そのまま解決すべき問題として扱ってよいのかを確認します。

問い②|何のために売上を上げるのか?

売上増加そのものを目的にせず、利益・顧客・事業継続など、本来の目的を確認します。

問い③|なぜ今、営業強化なのか?

営業活動以外に原因や選択肢がないか、前提となる情報を確認します。

問い④|前提は変わっていないか?

市場、顧客、競合、自社の状況が変化していないかを確認し、必要なら0地点へ戻ります。

0-LDが意思決定の質を高める理由

01|「何を決めるか」を明確にできる

目の前の問題に反応するのではなく、意思決定の対象そのものを確認できます。

02|前提を確認できる

無意識に置いている前提を言語化し、意思決定の出発点を見直せます。

03|思考を必要な段階まで戻せる

検討途中で問題が見つかった場合、理由を明確にして適切な段階へ戻れます。

04|決定後も再評価できる

一度決めたことを固定化せず、結果や環境変化を踏まえて見直すことができます。

0-LDを支える3つの思考法

ロジカルシンキング

情報・論点・根拠を整理し、考えるべきことを構造化します。

ロジカルシンキング研修を見る →

クリティカルシンキング

「本当にそうなのか?」と問い、前提や根拠を検証します。

クリティカルシンキング研修を見る →

ラテラルシンキング

視点を変え、固定された前提にとらわれない選択肢を広げます。

ラテラルシンキング研修を見る →

Tri-Thinking Method

問いから始まり、Critical・Vertical・Lateralの思考を統合し、Visionに基づいて未来の意思決定を導く思考フレームワークです。

ビジクルは「意思決定」を中心に研修を設計します

思考法を学ぶこと自体を目的にせず、「考えた結果、何を判断するのか」までつなげる。

ロジカル・クリティカル・ラテラルの各思考法を個別のスキルとして扱うだけでなく、0-LDの考え方を含め、企業の意思決定プロセスにつなげて設計します。

講師・吉岡順次

意思決定の専門家|MBA|企業研修講師|経営コンサルタント

株式会社ビジクル代表。MBA取得後、企業研修講師・経営コンサルタントとして、思考力、問題解決、管理職育成、意思決定などのテーマを扱っています。

年間150回以上の企業研修、延べ8,000名以上の受講者への研修実績を持ち、研修では「なぜそう考えたのか」「なぜその判断に至ったのか」を言語化することを重視しています。

吉岡順次のプロフィールを見る →

意思決定を実務で学ぶ

意思決定研修

前提、情報、選択肢、判断基準を整理し、質の高い意思決定につなげます。

意思決定研修を見る →

3つの思考法の違い

ロジカル・クリティカル・ラテラルの特徴と、意思決定での使い分けを解説しています。

3つの思考法の違いを見る →

自社の意思決定に課題を感じている企業へ

管理職の判断、会議で決まらない問題、問題設定のズレ、前提を疑う習慣など、企業ごとの課題に合わせて研修内容を設計します。

研修・コンサルティングについて相談する →